こんにちは!鍼灸のぞえ烏丸院長の野添です!
血糖値を安定させるには自律神経がとても大切なことを前回書きました。
自律神経は全体の交通整理をしてくれています。自律神経を整えるのは交通をスムーズに行えるようにすることであり、土台としてとても大切になります。
しかし交通がしっかりと行えていても肝心の運搬物が悪いと意味がありません。
そのため、自律神経を整えるのと同時に食生活も整えていく必要があります。
ではどのような食事が良いのか見ていきましょう。
低血糖症を改善させる食事とは?
低血糖症を改善させる食事には3つのポイントがあります。
①GI値の低い食品を食べる
②食事の回数を多くする
③加工食品を控える
それぞれ詳しく見ていきます!
①GI値の低い食品を食べる
GI値とは「血糖値の上がりやすさの指標」で、GI値が高いとは血糖値が上がりやすく食品のことで、GI値が低いとは血糖値を上げにくい食品のことです。
GI値が高い食品を食べると血糖値を急激に上げるので、インスリンの分泌量も増えて、その後の急降下を招くので低血糖症になります。
逆にGI値が低いとインスリンの分泌量も少なくてすむので、低血糖が起こりにくくなります。
それぞれどんな食品があるかというと
低GIの食品
・肉、卵
・魚介類
・大豆製品
・乳製品
・野菜
・海藻
・きのこ
・くだもの
・ナッツ
高GI値の食品
・甘いお菓子や飲み物
・スナック菓子
・ブトウ糖果液糖が入った食品や料理
・白米・パン
このような感じですね。
しかし厳密に食事を制限するのは大変だと思うので
・あまいものはやめる
・主食を減らしておかず中心として食事にする
この2点から始めるのが良いかと思います。
②食事の回数を増やす
これは量はそのままで、食事の回数を増やします。
食事の間隔が長いと低血糖症が起きてしまうので、食事の間隔を短くして低血糖症が起こるのを防いでいきます。
例えば通常3回なら、それを6回するような感じですね。
食後からだいたい4時間後に血糖値が低くなります。低くなると血糖値を上げるためのホルモンの分泌が始めるので、血糖値が下がりきる前に食事をします。
なので食後から3時間くらいで食べるのがよいかと思います。
③加工食品を控える
加工食品には砂糖やブドウ糖果糖液糖が入っています。
また、添加物が使われていることも多いので、これらの食品を避けるのが無難です。
以上が低血糖症で気をつけるべき食事です。
低血糖症の場合は何を食べないかが重要になります。
食事の改善も低血糖症を改善させるのに重要になりますので、これらを実践してみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
それではまた!