こんにちは!鍼灸のぞえ烏丸です!
もしあなたが疲れやすくて、だるさが抜けない、日中に眠気が強いなどの症状でお困りなら
それは甘いモノを食べ過ぎていることが原因かもしれません。
これはあなたの体が甘いモノのせいで低血糖状態になっているからです。
うつや自律神経失調症と診断された方が実は低血糖症だったという報告もあるように、低血糖症は慢性的な体のダルさを引き起こします。
でも甘いモノを食べると通常は血糖値は上がりますよね。
なぜ甘いモノが低血糖を引き起こすのでしょうか?
これは甘いモノが血糖値を上げすぎたことによって起こります。
甘いモノは通常の食事に比べて血糖値を上げやすく、
特に空腹時に甘いモノを食べると血糖値は急上昇します。
その場合、体は血糖値を下げる方向に働くのですが、急激に上がったことで通常よりも下げようとします。
そうすると急激に血糖値が下がったことで、疲労感・だるさ・頭痛・集中できない・不安を感じるなどの症状が出ます。
また、血糖値が下がると空腹感を感じ始めます。
そして空腹感を紛らわせるために甘いモノをまた食べ始めます。
それによりまた血糖値が急激に上がるといったループがおこります。
このように甘いモノを食べると血糖値を急激に上げたり、下げたりするので体は常に血糖値を維持するために働きっぱなしになります。
体が疲れていても、甘いモノを食べれば元気になると思っている方がたくさんいらっしゃいますが、甘いモノにはこういった落とし穴があります。
また、急激に下がった血糖値を上げるために「アドレナリン」というホルモンが出ますが、アドレナリンは興奮作用にも働くので、交感神経を刺激して自律神経の乱れにつながっていきます。
「間食でしょっちゅうお菓子を食べている」、「朝から甘い菓子パンを食べる」などの生活をしていると、それが慢性的な不調につながるので、主食のような食べ方でなく、嗜好品として時々楽しむくらいにしましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
それではまた!