こんにちは!
鍼灸のぞえ烏丸院長の野添です。
今回は「なぜ肩こりがなくならないのか?」というお話をさせていただこうと思います。
肩こりは日本人の国民病ともいわれ、厚生労働省の調査では体の悩みで女性1位、男性2位です。
これだけ肩こりに悩んでいる人が多いので、肩こりを対象にした治療法ってたくさんありますよね。
でも巷には肩こり解消法が溢れているのに、なぜ肩こりはなくならないのでしょうか?
それは肩こり解消法の多くは肩自体を対象にしているものが多いからです。
肩こりの対象法といえばマッサージやシップなどが一般的で、肩への処置がメインですよね。
マッサージもシップもしている間は気持ちよいのですが、それをやめるとまたすぐに元の状態に戻ってし
まいませんか。
そうしたことが続くと肩こりは一生付き合っていくものという認識になって、治すことを諦めてしまいますよね。
でも肩こりは正しく治療をすれば、しっかりと改善できるのです。
もちろん1回や2回での治療でなくなるわけではないですが、何回か鍼灸治療をおこなえば、今まで悩んでいた症状が嘘のようになくなります。
ではなぜ一般的な肩こりの解消法ではなくならないのでしょうか?
それは肩こりは肩や首だけの問題ではなく全身の問題だからです。
肩こりを本格的に治療しようと思うと、全身から肩こりの原因を探す必要があります。
肩こりは十人十色の原因があるので、一人一人オーダーメイドで対応するのが重要です。
決して肩だけを揉めば肩こりがなくなるというものではないので、肩こり治療というのは奥が深い物なんですよね。
今回はここまでです。
次回は当院が行っている肩こり治療について書きますね。
それではまた。